アグリウェブ読者の皆様、こんにちは。JA三井リースです。
Vol.7、8では「中古農機の価格査定・買取」に関するお話と、それを応用した資産譲渡のサポートサービスについて、2回に渡って解説していきます。
Vol.7では『集落営農化』に焦点を当てた『農機おまとめリース』について紹介しますが、まずその前提として中古農機のリースについて説明いたします。
昨今の資材価格高騰の影響により、新品の農機具導入には踏み切れないという声を多く伺います。そのような時には、中古の農機具をリースで導入するという選択肢もございます。
中古物件リース
意外と知られておりませんが、実は中古農機もリースの対象となります。地元の農機販売店やJA農機センター等で気になる中古農機を見つけた場合、新品の農機のリースを組む場合と同様の手続きでリースすることができます。軽トラックやトラクター、コンバイン等で多く利用されております。
中古農機の価格査定・買取
また、JA三井リースアセット株式会社(※JA三井リース100%子会社)はリース期間満了後に返還された農機具の売買業務を行っているため、そのノウハウを活かして、中古農機の価格査定・買取事業を行っております。国内外のグループネットワークを活用することで、再販が難しい中古機械や、国内では需要の低い海外メーカー農機の買取も可能でございます。
更にJA三井リースは、上記の「中古農機の価格査定・買取」と「中古物件リース」の組み合わせで、集落営農化や法人化に伴う、個人から新設法人への資産承継のサポートを行っております。
農機おまとめリース
複数の個人農家が集落営農化や法人化を行うにあたって、個人農家から新設する組織(法人・任意団体問わず)へのスムーズな資産承継をサポートいたします。
個人農家側
・新設した組織に対して農機具を譲渡するか、賃貸借するか迷っている。
・譲渡価格を設定する基準が分からない。
・譲渡代金を一括現金でほしい。
組合・法人側
・新設したばかりで、一括で買い取ることは資金的に負担である。
・そもそも譲渡価格の基準(価格の妥当性)が明確ではない。
このような課題に対して農機おまとめリースがとても有効です。
【ご契約の流れ】
① 個人農家が保有する農機のうち、組織で引き続き使用する農機についてJA三井リースアセットにて価格査定し、各個人からJA三井リースが農機を買い取ります。
② ①で買取した農機をJA三井リースから組合・法人等へリースします。
【メリット】
共通
・JA三井リースアセットという第三者による客観的な価格の妥当性の検証を行うため、双方に納得感のある価格の合意形成が可能となります。
個人農家側
・譲渡代金はJA三井リースから一括現金で支払われるため、代金回収の心配はご無用です。
組合・法人側
・長期分割払いで資産を承継できるため、組織設立初期の資金負担を抑えることができます。
・農機動産総合保険や事務処理負担の軽減といったリース特有のメリットも享受可能です。
次回Vol.8では、第三者事業承継サポートについて解説します。引退する農家さんから、新規参入就農者への農機具承継を考える際にお役立ちする内容となっておりますので、ご期待下さい。
(最後に)
◆リース料の見積もり可能! 公式SNS運営中◆
当コラムやリースについてのお問い合わせはJA三井リース公式LINEで承っております。
農業経営に役立つ情報も毎週配信しておりますので、ご興味のある方は以下URLから友だち登録お願いします!
公式LINE:https://liff.line.me/2002049514-5x9KKdQy?ic=m9EtJ26ck&whc=17018201451189
◆無料オンライン勉強会開催中◆
コラムではお話しきれない話を定期的なオンライン勉強会「農業経営に役立つかもしれない無料リースセミナー」を第2第4木曜日に実施しておりますので、ご興味のある方は、以下URLから参加申し込みください。
【URL】https://www.jamitsuilease.co.jp/search/detail/N031.html
シリーズ『農機具導入の新しい選択肢』のその他のコラムはこちら
当該コンテンツは、担当コンサルタントの分析・調査に基づき作成されています。
公開日