アグリウェブ読者の皆様、こんにちは。JA三井リースです。
農業経営の役に立つ‘’リース関連情報‘’をお伝えするコラムも今回でVol.9を迎えました。
これまではトラクターやコンバインなど、イメージしやすい農業用機械を例にリースを紹介してきましたが、今回は「そんなものもリース活用可能なの!?」といった活用事例をご紹介いたします。
様々な用途・ニーズに対応できるリースの活用方法
リースをご検討される方の中には、「どんなものがリースの対象になるの?」という疑問を持っている方がいるかもしれません。結論、’’動産’’であれば農業経営に関わる全てのものがリースの対象となります。ここでいう’’動産’’とは不動産以外のもの、つまり”土地や建物以外の一切のもの”を指します。Vol.5でビニールハウスのリースをご紹介したことがありましたが、構築物でも解体・移動可能なものはリースの対象となります。
以下は、活用方法の一例です。
6次化産業設備
6次化とは、1次産業の農林水産業だけでなく、2次産業の加工業、3次産業の小売業・サービス業に総合的に取り組むことで生産物の価値を上げることを指します(1次×2次×3次)。
近年では農産物のブランド化や高付加価値化のため、6次化が注目されており、それに伴い6次化産業設備の需要が高まっています。
〇コンプレッサー(皮剥き器)・包装機
ねぎ・玉ねぎの皮を剥くためのコンプレッサー、出荷に向けて農作物を袋に入れる包装機など、加工や出荷準備のための機械もリースの対象となります。
〇トレーラーハウス・ムービングハウス
農産物を加工して販売するための加工場・店舗(レストラン含む)などについて、トレーラーハウスを活用する農家も増えています。トレーラーハウスは車輪が付属しており移動可能なため動産として扱われ、リースの対象となるケースがあります。動産扱いとなるか否かは、建築物確認申請有無や行政の判断が必要となるため、販売会社との事前の打合わせの中で確認を進めていくことになります。
簡易トイレ
農業経営者の中には以下のようなお悩みを持つ方がいます。
・女性従業員を雇用しているため、圃場に清潔なトイレが欲しい。
・観光農園のため、来訪者用の高品質なトイレを探している。
・圃場から自宅までの距離が遠いため、トイレのための往復が大変。
近年は綺麗で高品質なトイレが増えており、リースで導入したいという相談が増えています。
IoT機器( もしくはスマート農機)
日々進化するIoT機器もリースでうまく導入することができます。ドローンをはじめ、環境制御装置などIoT機器は技術革新のペースが速く、4、5年で最新機器に更新することが一般的です。リースでIoT機器を導入することで、契約期間=設備更新サイクルと捉え、定期的に最新機器を使える状態にすることも合理的な利用方法かもしれません。
最近では水田センサーや自動灌水装置などの環境制御装置の技術進歩に伴い、栽培環境のデータを活用して収量の安定化が図れるようになりました。一方で、このような装置は高価であるため、リース導入を検討する方も増えています。
その他にも大量の作業着をまとめて洗浄するための業務用洗濯機や収穫物用の冷蔵庫、フォークリフトや販売用のキッチンカーなどもリースの対象物になります。
最後に
リースの特徴の1つとして商品選択の幅広さがあります。また、導入する設備の価格の上限・下限がなく、新品・中古も問いません。「どんなものがリースできるのか」というより「なにをリース導入したいのか」を決めてからリース会社に相談すると、スムーズな問い合わせに繋がります。
◆リース料の見積もり可能! 公式SNS運営中◆
当コラムやリースについてのお問い合わせはJA三井リース公式LINEで承っております。
農業経営に役立つ情報も毎週配信しておりますので、ご興味のある方は以下URLから友だち登録お願いします!
公式LINE:https://liff.line.me/2002049514-5x9KKdQy?ic=m9EtJ26ck&whc=17018201451189
◆無料オンライン勉強会開催中◆
コラムではお話しきれない話を定期的なオンライン勉強会「農業経営に役立つかもしれない無料リースセミナー」を第2第4木曜日に実施しておりますので、ご興味のある方は、以下URLから参加申し込みください。
【URL】https://www.jamitsuilease.co.jp/search/detail/N031.html
シリーズ『農機具導入の新しい選択肢』のその他のコラムはこちら
当該コンテンツは、担当コンサルタントの分析・調査に基づき作成されています。
公開日