はじめまして。
CAMPFIREでLOCAL・FOODカテゴリーのプロジェクトサポートを担当しております菅本香菜と申します。
副業では『旅するおむすび屋』として活動しています。新潟でお米屋さんをしている同世代の女の子と、店舗は持たずに全国各地でおむすびを結ぶワークショップや学校での授業、ケータリング、生産者さんとの商品開発などを行っています。
おむすび屋を立ち上げる際に、自分自身でもクラウドファンディングを活用していますので、今回は「クラウドファンディング達成に向けて意識したこと」「実際にクラウドファンディングを使ってみてどうだった!?」という点についてお話しできればと思います。
不特定多数の方々から支援を集めるクラウドファンディング。
過去記事のおさらいとなりますが、クラウドファンディングはただ資金を集めるというだけでなく、多くの方から支援を募る中で、プロジェクトへの想いを知ってもらえるというPRの側面や、どのような方がプロジェクトに関心を持ってくれたかを把握できるというマーケティングの側面を持っています。
では、そもそも「多くの方から支援を募る」ためにはどんな工夫が必要なのでしょうか?
私が力を入れたことをご紹介します。
ちなみに私が行ったプロジェクトがこちら。
https://camp-fire.jp/projects/view/32231
クラウドファンディングプロジェクトの属性を大きく二つに分けたとき、「プロジェクトオーナーへの”応援・共感”の気持ちで支援が集まるプロジェクト」と「新商品やクラウドファンディングでしか手に入らない特典等が”欲しい”という気持ちで支援が集まるプロジェクト」となりますが、私のプロジェクトは前者です。
ご参考にご覧ください。
力を入れたこと① クラウドファンディングを始める前から、周りにワクワクを伝播させる
クラウドファンディングを開始して24時間以内に、目標金額の内20%以上を集められたプロジェクトは、ほぼ全てのプロジェクトが最終的に目標を達成しているというデータがあります。
では、24時間以内に支援をしてくださる方はどんな方かというと、基本的にはクラウドファンディングが始まることを事前に知っていたという方が多いです。
つまり、クラウドファンディング公開後の支援の集まりを良くするためには事前の告知がとても大切です。
私は、主にSNSを利用して事前告知を行いました。
ここで大切にしたのが「クラウドファンディングを始めます!」という投稿から始めるのではなく、「おむすび屋をはじめたい」という投稿から始めプロジェクトそのものの期待値を高めていったことです。
STEP1「おむすび屋、はじめたいな・・」投稿(クラウドファンディング1ヶ月前)
おむすび屋を始めることはほぼ決まっていましたが、まだ決めきれていない時に「おむすび屋を始めたいな・・(みなさんどう思う?)」ということをfacebookにポストしました。
そうすると「なになに!おむすび屋!?どういうこと!」「なんか楽しそう!」ということでみなさんが反応してくれました。いいね数は200、総コメント数は60件を越えました。
STEP2「おむすび屋、はじめます!」投稿(クラウドファンディング1ヶ月前)
その後、みなさんの応援コメントや「いいね」も後押ししてくれておむすび屋として活動することを決断。その報告をSNSで行いました。いいね数は350、総コメント数も50件を越えました。この時点ですでにたくさんの方が私のプロジェクトについて知っていて、応援してくれている状況です。
また、この投稿内で「全国を巡るための資金を募るためにクラウドファンディングに挑戦します」と宣言しました。
STEP3「活動をはじめてみました!」投稿(クラウドファンディング直前)
”旅するおむすび屋”と言ってもなかなかピンとこない方も多いですし、「本当におむすび屋はじめるの・・?」という半信半疑の方もいらっしゃったので、「本当に活動していきたい」という意志を伝えるためにもクラウドファンディング直前にイベントを開催しました。
SNSでみなさんに意志を伝えられただけでなく、イベントに来てくださった方には直接想いを伝えることができて直接応援の言葉をいただけたので、クラウドファンディング公開前に心強い応援団がいることを実感できました。
STEP4 「クラウドファンディング始めました!」投稿
事前告知を1ヶ月以上前から始めてSNSで何度か投稿をして皆さんの期待値やワクワクを高めた上で、クラウドファンディング開始前日の最後の事前告知。ここでは改めて「なぜ、旅するおむすび屋をしたいのか?」についてしっかりと語りました。
そして、迎えたクラウドファンディング公開当日。お陰様で公開24時間以内に目標金額50万円に対して約50%、23万円を支援していただきました。
当該コンテンツは、担当コンサルタントの分析・調査に基づき作成されております。
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