
農業関連事例のご紹介 <設備導入>
『ホップ栽培面積日本一!岩手県・遠野で「香る」クラフトビールに挑む!』(CAMPFIRE)
https://camp-fire.jp/projects/view/55495
目的:高齢化と後継者不足により危機に瀕するホップ農家を救うため、遠野産ホップを活かしたクラフトビールをつくることはもちろん、町の拠点となるようなブルワリーをつくり、地域の人々だけでなく、たくさんの方と一緒に、新たなビアカルチャーを遠野で醸成していきたいという想いがこもったプロジェクトです。
何のための資金調達か?:ブルワリーに必要な醸造設備の購入資金を集めるため
ここに載せきれないくらいたくさんの事例があります。つづきはCAMPFIRE・FAAVOで!
プロジェクト成立に向けて押さえるべき4つのポイント
先に述べたとおりプロジェクトの成否は個別に要因がありますが、成立プロジェクトに共通する傾向から、うまくいくプロジェクトには大きく以下の4つの特徴があります。
1 ヒト・モノ・コトの魅力
“ストーリーの魅力、モノの魅力、ビジョンの魅力、漏れなく抜けなく入っていて、それぞれが魅力的である。”
実行者が陥りがちな点としてプロジェクトページで「モノ語り」に終始してしまうきらいがあります。
しかし、そのモノはなぜ魅力的で支援されるべきなのでしょうか?
よくクラウドファンディングは「共感できるストーリー」が大事と言われます。
共感は「なぜそのプロジェクトをやろうと思ったのか」という部分によく現れます。そのため、「なぜ」に着目したストーリーを構築してみましょう。「なぜそれをやろうと思ったのか、だれとやってきたのか、そして何が生まれたのか」これらが揃うことでヒト・モノ・コトが一体になって説得力が増します。支援者側からすると支援したときの納得感が高まります。
▲課題と解決策と展望(可能性)はセット
2 小さく始めて大きく育てる
“様々な形でプロジェクトを支援してくれる味方をつけ、全員で育てる。“
クラウドファンディングはグループやチームで取り組みましょう。
チームで取り組む理由は、実行に向けた熱量を維持してプロジェクトの盛り上がりを継続することと、プロジェクト期間中の「中だるみ」を防止するためです。
▲自分と応援してくれる人の顔を見せる、SNSで言及してもらう
もしあなたがインターネットが苦手なら、インターネットが得意な人(自分から見て得意な人で大丈夫です)、もし文章を書くのが苦手なら、文書が得意な人、もし写真や魅力的な画像づくりが苦手なら、それが得意な人といった具合です。
プロジェクトが終了したあとも、何らかの取り組みにつながっていくはずです!
3 ウェブ上で伝わる雰囲気(シズル感)
“ヒト・モノ・コトの魅力が写真やテキストで伝わる。起案者の動きがわかる。”
クラウドファンディングはプロジェクトページの出来栄えだけに着目されがちですが、それ以上に活動報告を通じて「起案者の動き」をしっかり伝えることが大事です。プロジェクトのためにどれだけ熱意や時間をかけているのかが、信頼感の醸成につながります。プロジェクトの魅力の半分は実行者でできています。
▲プロジェクトに関連する出来事を細かく記録して発信しましょう
4 共感とリターンのバランス
“共感だけに期待しすぎない。プロジェクトとの関連性の強い魅力的なリターンを用意する。“
クラウドファンディングをよくご存知の方は「共感が大事」というポイントを押さえていると思います。もちろん共感できることが大前提ではあるのですが、共感だけでは人は動かないため、プロジェクトとの関連性の強い、支援に見合ったリターンを検討する必要があります。それは「モノ」だけとは限りません。
▲プロジェクトの延長線でリターンを検討しましょう。キュレーターも相談に乗ります。
成立事例を単純に真似てもうまくいくとは限りません。
上記のポイント含め、事例から見えてくる「うまいと思った点」「改善したほうがいい点」を、それぞれ自分の考えているプロジェクトに当てはめてみて計画にお役立てください。
あなたのアイデアと挑戦をお待ちしています!
当該コンテンツは、担当コンサルタントの分析・調査に基づき作成されております。
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