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農事組合法人を経営していますが、私が継がせたいと思う従業員が組合員以外の人です。他の理事から反対意見なども出ていますが、どのように進めるとよいでしょうか
農事組合法人の場合、一人一票の議決権を有しているため構成員が対等な立場で意思決定ができるというメリットがありますが、事業承継時にはそれが逆にデメリットになる可能性があります。意見が合わない時など、決めることができず先延ばしになってしまう可能性があるのです。
相談に対しての具体的なやり方として、
①まず、後継者候補が代表としてやっていく意思があるか確認する必要があります。
②つぎに、反対意見の理事から反対理由を聞き、説得を試みます。
③どうしても反対意見を説得できない場合は、ほかの理事など賛同者をひとりひとり集めていきます。そして場合によっては、株式会社化をして権限を集中させていくことを検討します。
状況によって対策は異なってきますので、各々の具体的進め方については、別途お問合せください。
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