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(石川県『菜園生活 風来』西田栄喜)
はじめまして 私は石川県能美市で自称日本一小さい農家をしております菜園生活 風来(ふうらい)の店主 の西田栄喜(通称 源さん)と申します 。
ニュージーランドでの海外研修から帰ってきてほどなく1年間の農業研修も終了。いよいよ 独立。ただ土づくりや苗づくりなどやることはあれど野菜の成長待ちで売る物もなく手持ち無沙汰状態。そんなモヤモヤを屋号を考えたり、指針や計画を考えることで解消していました。
屋号を考える
屋号について親からは「西田だから西田農園」「栄喜だから丸栄農場」とかがいいんじゃないと言われてましたが、それには抵抗がありました。自分にとっての目的は農業ではなく幸せになること。そのための手段はどんなものでもいい。「農園」や「農場」にするとイメージが縛られてしまうのではないかと。
見方によっては「一所懸命」の逆で「覚悟が足りない」と思われるかもしれませんが、親から借りられる 畑の広さは最大で30アール。通常の野菜農家の1/10の大きさで農産物を育てて販売するだけでは到底食べてはいけません。それで最初から加工を視野に入れて研修先を決めたのですが、さらにバーテンやホテルマンの経験をいずれは活かしたいと思ってました。
そこで考えついた屋号が「風来」(ふうらい)です。
