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（石川県『菜園生活 風来』西田栄喜）
インターネット販売着手のキッカケとなった先駆者
独立1年目の冬、収穫できる農産物はまだまだ少なく、稼ぎを得るためにバイトへ。行った先は農業研修中に出会った林農産。その林農産の社長である林浩陽さんからは多大な影響を受けました。我が菜園生活 風来（ふうらい）が24年続けてこられたのもこの出会いがあったからで、直系の先輩だと思っています。
先に1年目の冬にホームページを作成したということを書きましたが、ネット販売をやろうと思ったキッカケも林さんからでした。2000年当時はネット販売黎明期。そんな中で林農産ではいち早く取り組んでいました。そして沢山の人がネットを通して林農産のことを知っていました。
それは林浩陽さんが休まず書いていた日記が評判だったからです。その日にあったことを徒然なるままに書かれていたのですが、文章も面白く多くのファンが。まだブログがなかった時代、書いた日記を手作業でアップされていました。驚くことに林さんはWindows95が出る前から日記をネットに公開していることが後から分かりました。
そのキッカケを林さんに訊いたところ、1990年に農業経営塾に行った時に毎日農作業日記を書くよう言われたそうです。その教えを守り手書きの作業日記を続け、その延長線上でネットに発表しようと考えたとのこと。ちなみに林さんは今や農Tuberとしてフォロワー数3万人の有名人。YouTubeをはじめたキッカケもある方から「動画を1000本アップしたら売上が倍になる」と言われ、それを信じてやってきたとのこと。（毎日3時間ほどかけて編集しアップしています）
