コラム・事例集

公開日時
2017/10/13 00:00:00
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【 労働時間 】農業における労働時間の考え方(外国人技能実習生の残業時間)
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この記事の執筆者
キリン社会保険労務士事務所 入来院 重宏

農業の所定労働時間

 労働基準法は、1週40時間、1日8時間労働と1週間に最低1日の休日を原則としていますが、労働基準法第36条により時間外労働・休日労働に関する協定(以下「36協定」)を締結し、所轄の労働基準監督署長に届け出ることを要件として、時間外労働として、1日または1週の法定労働時間を超えて労働させ、あるいは休日労働として1週1日または4週4日の法定休日に労働させることを認めています。労働基準法で限度として定めている1日8時間及び1週40時間のことを「法定労働時間」といいます。また、「所定労働時間」とは、会社等で定めた労働者に働かせることができる労働時間のことで、たとえば、1か月の所定労働時間とは、月給制の従業員が1か月間に働くことを義務付けられている時間のことです。農業では、労働基準法第41条で労働時間、休憩、休日等のいわゆる労働時間関係については適用除外とされており、労働基準法の規制がありません。これは、他産業では所定労働時間を設定するにあたっては、原則として法定労働時間である1日8時間、1週40時間を超えて設定することはできませんが、農業では法定労働時間を超えて所定労働時間を設定することが可能だということです。

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