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教職から有機農業へ（Vol.3）〜作物の選択と地域とのつながり方〜

農業で経営していくには技術と知識はやはり必要です。自分のやりたい形に近い農業技術をどのように習得＆高めていけるかは経営計画とセットで考える必要があります。農法であれば近い地域で同じような農法で取り組んでおられる方に教えていただけるような環…

研修生に相談され、「成分を薄めたか」と私は質問しました。「購入したものをそのまま使った」と回答が返ってきます。実はホームセンターの育苗培土はイチゴ用ではないため、イチゴには成分が強すぎ、肥料焼けが発生します。研修生の苗の葉は枯れてしまって…

「どこに行っても人間関係の悩みはついてくる」という若干ネガティブな話をしてしまいましたが、よかった話もしてみようと思います。規則正しい生活だけでやせた以前「田舎で農業をはじめたら、45歳で20歳の体重になった」と書きました。身体を動かすように…

皆さんも前例のあまりない経営計画を立てるとしたら、一番の不透明要素は販売先のことになるだろうと思います。（もちろん栽培知識・技術も必要ですが）。私の場合は、それまでの生活で培ってきたつながりの方々のニーズとして食の安全や環境保全、「生産者…

収入を上げるには単価アップか、薄利多売のどちらかを選ぶことになりますが、自分で値付けするにしても食品である以上、比較対象があります。平均以上の価格で売るには、何かほかの価値が必要です。それなら、たくさん作ればいいと思うかもしれません。残念…

①２月下旬～４月は大雪と突風のシーズン。そして、いよいよ雪のシーズンです。この時期は１週間周期で雪が降ります、私の経験では、２月下旬に１回目が降ります。この時はまだ地温が高く積もっても溶けるのが早く被害は少ないですが、１週間後２回目の雪雲が…

衝撃だった今回の食味ランキング29年産のコメの美味しさを評価する日本穀物検定協会の食味ランキングが発表され、今回は魚沼コシヒカリが特Aからはずれる一方、12の新たな産地銘柄が特Ａとなるなど顔ぶれも大きく変わった。魚沼産コシヒカリといえば、味や…

シリーズ『気象情報を活かした強い農業経営』。「気象」の専門家であり、気象データの農業への高度利用を推進されている元ハレックス社長の越智さんが、地球温暖化や自然災害の多発といった大きな変化を前に、気象データを農業経営に活用する意義や今後の展…

１．水田の土づくりのポイント土づくりの効果は土が本来もつ養分供給力を高めるだけでなく、水稲の根の活力を高めて養分の吸収力を向上させたり、また急激な環境変化に対する抵抗力を持たせることです。高品質・良食味米の安定生産のためには、冷害や夏期の…

（株式会社ウェザーマップ　寺本卓也）こんにちは。農てんきな気象予報士の寺本卓也です。10月に入りようやく全国的に肌寒くなってきましたが、みなさん体調はいかがですか？昼はポカポカ、朝晩は寒く、身体に堪えるような寒暖差の大きい日が続いています。…